「映画」「舞台(芝居)」「TVドラマ」「TVゲーム」「特撮」「俳優」「バラエティー」「お笑い芸人」「漫画」「小説」「怪談」など批評、評価、感想、意見、注文、いろいろ書きます。
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2007.11.15
DVD帰ってきたウルトラマン Vol.8 DVD帰ってきたウルトラマン Vol.8
特撮(映像)、団次郎 他 (2003/03/28)
パナソニックデジタルネットワークサーブ/ビクターエンタテインメント
この商品の詳細を見る
 ウルトラマン全シリーズのうち見たのに内容を忘れたか、(半分以上は)見ていないのだが、「ベスト3」を選ぶとすれば間違いなく(私は)この作品を「べスト1」に選ぶ。何回見ても面白すぎる!25分の中に面白さが凝縮している作品だと思う。

 この作品が、あまりに秀でいるため他の三作品は霞んでしまい評価に値しない。この作品だけレビューします。

 (伊吹隊長の娘ミチコが連れてきた)少年、風間テルオは最初、聾唖者である必要はないと思った。子供だから絶対に悪い事はしないと感じさせるところが、それだけでも上手い展開だと思う。ところが聾唖者をプラスする事によって障害者だから、よりいっそう弱い立場であること(の意味)が強調される。郷隊員だけが真実を知っているあたり、「テレパシー」の意味が生きてくるのだ。

 怪獣プルーマ⇔ミナコを利用した(=囮にした)少年・風間テルオ(=宇宙怪人ゼラン星人)との「囮」の対比。

 「私はあの子を何かの偏見で人をだましたり疑ったり、差別したりするような娘には育てたく ないんだ。」という伊吹隊長の台詞があるが、伊吹隊長の娘ではなく、実は、伊吹隊長自身が、そうした(=人を疑ったり、差別したりした事。)という二重の面白さ。

 重箱の隅をつくと、郷隊員が病室でテルオを殺そうとした時と、テルオが深夜、病室でラジコン操作をしていた時、医師、看護師が、いきなり病室に入ってくるタイミングが不自然。テルオが病室から抜け出した後、伊吹隊長が病院内(例えば、ナースステーション、他の病室、屋上など、)を少しでも探し回るシーンがあれば「霊安室」という場所が際立ったと思う。

 病院(内)で、なるべくなら行きたくない場所といえば「霊安室」だろう。その場所で伊吹隊長にテルオが「殺されるっ!」という場面が最大の見所(見せ場)であり最高に面白いところだ。伊吹隊長に殺され、抱きかかえたテルオがゼラン星人だったという姿を最期にもってくる見せ方も秀逸だと思う。

 もし仮にテルオが病室を抜け出して、病院の屋上あるいは路上で、ウルトラマンを見ながら、ウルトラブレスレッドをラジコンで操っていたならば、この作品は良作の域を出なかっただろう。この作品の完成度をより高めているのは、テルオがウルトラマンをまったく見ないで、ウルトラブレスレットを、ラジコンで操っている事以上に、「霊安室」という場所で、ゼラン星人が「死ぬ」(この場合は殺される。)という事ではないだろうか。

 この作品の脚本家、市川森一(敬称略)は「病院」と「霊安室」のワンセットが、最初からアイデアにあったのだろうか?

 「娘が通っている教会で~~~。」と言う、なにげない伊吹隊長の台詞から、最後に教会のシーンで終わることや、伊吹隊長(最後の台詞)「~~~人間の子は人間の子さ。天使を夢見させてはいかんよ。」オシャレというか、こういう台詞が書けるのも、さすが市川森一だと思う。

 「悪魔と天使の間に...」の間にいるのは、私たち「人間」なのだから、、、。

帰ってきたウルトラマン 誕生秘話 
  
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テーマ : 特撮ヒーロー

ジャンル : テレビ・ラジオ

2007.11.11
DVD 怪奇大作戦 Vol.1DVD 怪奇大作戦 Vol.1
(2003/12/19)
特撮(映像)、岸田森 他

商品詳細を見るVol.1~Vol.6まであります。
第24話「狂鬼人間」は、欠番作品なので収録されていません。

「怪奇大作戦」全話のなかで、一番面白い作品といったら、(欠番になった)この第24話「狂気人間」ではないかと今でも思っている。

 精神異常者を扱う作品なのに「面白い。」といったら弊害があるかもしれない。しかし物語の流れ、あるいは物語のもっていき方が上手いのだ。全話すべて見た時どれが一番印象に残る作品といったら、この作品しかないと思う。それくらい強烈だった。

 ちなみに、「二番目は?」と問われたら後味は悪いが、第16話「かまいたち」だろう。第25話「京都買います」は、どうなの?とさらに聞かれたら、「あれは、名作(岸田森の演技と、映像美はピカ一!)だけれども、面白さといったらどうかな~?」と言葉を濁すかもしれない。

 第7話「青い血の女」の作品を小学生(確か、低学年)の時、再放送で見て、「ひぇーひぇー」と恐怖にびびりながら見ていた。ナイフを突き出した人形のアップのシーンが今でも思い出す。今この作品を子供(=小学生以下)が見たら、怖がって夜眠れなくなると思う。

 第24話「狂気人間」でどうしても納得できないところがある。いや、どう考えてもおかしい。それは美川冴子が「狂わせ屋」をはじめた動機だ。

 精神異常者に夫と子供を殺されたのに、精神異常者の犯罪がなぜ無罪になるようにするのだろう?精神異常者が精神病院から退院できないように、あるいは有罪になるようにするのが筋だろう。

 「私も不幸になったのだから、皆、不幸になればいいのよっ!」と、この世の中に復讐するためだとしたら、なおさら夫や子供の供養にならないだろっ!「俺の開発した脳波変調機を、(一時的に)精神を錯乱させる機械に改造しやがってっ!」と夫や子供が、あの世で嘆き悲しんでいると思う。(元々、何の研究をしていたんだ?)

 しかし、この機械(=精神異常者が、精神鑑定で有罪になる機械)だったら、この物語は成立しなくなる。または別の物語になってしまう。いや、まてよ、この時点ですでに美川冴子自身が狂っているのかもしれない。そこまで考えて脚本家は書いていないと思うけれど。

 この作品が欠番、封印作品の理由はわかる。それは、11月9(金)に書いたウィキペディアや、個人のホームページでもうすでに書いあるので書く必要はないが、もうひとつ付け加えるとすれば、後半の冴子の精神病院の檻の中のシーンだろう。

 なんで葉っぱのツル(枝)が鉄格子(柵)にまとわりついているのか?精神病院が錆び付いて廃れている悪いイメージをあたえるからだと思う。

 精神病院で美川冴子が唄う「か~ら~す~、なぜ鳴くの~からすはや~ま~に~。」は、意味不明。別に「象~さん、象~さん、お~鼻がながいのよ~。 」でも良かったわけだ。この歌詞に決めたのは誰もが知っている歌(詞)だから、たぶん脚本家の思いつきだと思う。そもそも歌う必要性はないと思うが。

 この作品の根本的(根源的)なことは、刑法第39条第1項「心神喪失者ノ行為ハ之ヲ罰セス」をどう考えるか、どう捉えるか、どう感じるかだろう。視聴者に投げかけた、問い掛けた作品だと思う。

怪奇大作戦 狂気人間1 

テーマ : 懐かしドラマ

ジャンル : テレビ・ラジオ

2007.11.09
怪奇大作戦大全怪奇大作戦大全
(2001/09)
西村 祐次円谷プロダクション

商品詳細を見る
  これ一冊あれば、すべてがわかる。(ただし、第24話だけは欠番、非公開。)  

 「怪奇大作戦」について、なにを今更という読者もいるのではないか。

 「怪奇大作戦」で検索すれば、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』から、個人のホームページもある。上に取り上げた本(初版には、徹底研究所!!という帯がついている。)まで、発売されている。アマゾンのカスタマーレビューもついでに読めるので、「書く事がないっ!」と前置きした上で、違った視点で書きたいと思う。

 このシリーズ全話を「起承転結」(4つに分けると、わかりやすい。)に置き換えると、どの作品も「起」の部分、つまり、「ツカミ」(=視聴者を惹きつける、興味を持たせる演出。)の部分が巧いのだ。
 3例挙げると、(「起」の部分を簡潔に書きます。) 

 第5話「死神の子守唄」 何者かに追われて夜道を逃げる女が、黒い影に銃口を向けられ突然凍結死!
 第9話「散歩する首」 バイクでツーリングに出かけたカップルが、闇夜の峠で空中に浮かぶ女の生首を目撃した後、恐怖に怯えた男が運転を誤り、山道から転落してバイクは炎上!
 第16話「かまいたち」 人気のない夜道を一人の女が歩き、後ろから何者かの影を感じた女は足早に駆け出す。橋の途中で突然風の音が聞こえたかと思った瞬間、女の体はバラバラに!

 この3作品に限らず、どの作品も「何が起こったんだっ!その後どうなるのかっ!」と視聴者を、釘付けにしてから、オープニング曲が、かかる。

 この時代はテレビのリモコンがなく、チャンネルを回すには本体のつまみを回さないといけなかった。今では、リモコンでチャンネルをすぐに変えられて(=飛ばされて)しまう。さらに、この頃と違って、チャンネル数が増えたばかりでなく、インターネット、TVゲーム機(携帯ゲーム機含む。)等、家庭内の「娯楽」が、たくさんあるので、ただテレビを点けているだけで真剣に見ない。適当に見ているだけ、ながらで見ている。あるいは、テレビそのものを見ない人が増えたと思う。(つまらない番組が多い、という理由もある。)

 だから今こそ「TVドラマ」は、「起」の部分、つまり「つかみ」の部分は、かなり重要だと思う。「TVドラマ」に限らず、「舞台(芝居)」「映画」なども、そうだろう。

 第1話目が勝負というより、CMに入るまでの(約50分ドラマなら)最初の5分~15分を、どういう脚本+演出にするかが、大事だと思う。早々に視聴者が「つまんね~」と判断したら、もう、そのチャンネルにあわせてはくれない。

 1話完結の50分ドラマ、特に特撮番組25分の中に話の展開をどれだけ面白くし凝縮できるのか。それが出来る脚本家は、今少ない気がするのだが。

 作家「逢坂 剛」氏は新聞で、こう書いている。

「小説の基本は短編にあり、短編を書く技術さえ身に付けば、長編は黙っていても書ける。」のだそうだ。「若い頃、短編を書く修行をし、長編のための助走であった。」とも書いている。

 それは「小説」に限らず、「舞台(芝居)「映画」「TVドラマ」「アニメ」などの「脚本」にも、あてはまると思う。

 次回は(封印作品、欠番、非公開作品)第24話「狂気人間」だけクロスレビューします。この作品だけは触れておきたい。

怪奇大作戦 主題歌
  

テーマ : 懐かしドラマ

ジャンル : テレビ・ラジオ

2007.11.01
 「円谷プロダクション」の一番のりにのっている時代は、1966年(昭和41年)~1975年(昭和50年)では、なかったかと思う。作品も選りすぐりというか傑作、秀作、名作ぞろいだ。この頃が全盛期といえるだろう。

 「怪奇大作戦」 (この作品は、後々何話かをブログでレビューしたいと考えている。)名作、傑作、秀作ぞろい。もちろん駄作も何本かある。

 「ウルトラマンシリーズ」 (「ウルトラマン」~「ウルトラセブン」まで、という人がいるが、私には「帰ってきたウルトラマン」)まで入れていいと思う。「レオ」「エース」以降はまったく見なくなった。つまらなくなったと同時に、子供番組になって大人の鑑賞に堪えられなくなったからだ。(この時は、まだ小学校、高学年だったけれど。)ウルトラマンシリーズの何話かを、すぐにブログでレビューする予定です。

 「SFドラマ 猿の軍団」 放映当時、「アルプスの少女ハイジ」「宇宙戦艦ヤマト」と、時間帯がぶつかったようだが、記憶がない。「アルプスの少女ハイジ」を見ていた記憶がある。第一話を見出すと、第二話、第三話と見たくなる。今のドラマ(の作り)がいかに駄目なのか、この作品を見ると本当に良くわかる。

 映画「猿の惑星」のパクリ(=模倣作品)だと、いわれているらしいが、別にそんなのは気にしない。原作者、SF作家の小松左京、豊田有恒、田中光二の三人が絡んでいれば、面白くないわけがない。この作品、本当に良く出来ている。

 この頃の「円谷プロダクション」は、本当に良い作品を送り出す前途洋々だったのに、いまでは栄枯盛衰ではないか。「ウルトラマン」という著作権、版権がなければ、とっくに倒産していたと思う。円谷英二が、今の、この状況(=状態)を天国から見たら、嘆き悲しんでいる姿が目に浮かぶ。長年の同族経営も良くなかったと思う。

 2007年10月映像大手会社ティー・ワイ・オー(以下、TYO)の傘下に入った。私は、てっきり「(株)バンダイ」の傘下になるものと思っていたのだが。「バンダイ」なら、「ウルトラマン全シリーズ」のコンテンツは喉から手が出るほど欲しいと思っていたが、そうではなかったらしい。

 「TYO」 CM映像コンテンツ製作などを手がける会社となると、これからは全部CGのウルトラマンシリーズになる事が予想される。深夜に、「ULTRASEVEN X」(CBC・TBS系列で放送中。)だが、すでにCGや合成技術を使用しているが、もう見るのは、やめようかな~と思う。(一言、つまらん!)

 (敬称略)市川森一、金城哲夫、上原正三などのクラスの脚本家でないと、名作、秀作、傑作が生み出せない。今の脚本家、長谷川、圭一、太田愛、小林雄次などでは、どうもなぁ~。印象に残る、心に残るという作品が全然ないんだよね~。

 1960年代~1970年代が、一番、TV(ドラマ、バラエティー、アニメ、特撮)が、面白い時代だったと思う。45歳前後の人達だろう。TV創世記~全盛期に育った世代。今のテレビ番組を見るなら、この頃の作品を(DVDを買うなり、レンタルしたり。)見たほうが、よっぽどいいと思う。今の10代~20代の人にこそ見て欲しい。全然「古臭く」ないから。

ウルトラマン 第一話 「ウルトラ作戦第一号」
 

テーマ : 特撮

ジャンル : サブカル

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