「映画」「舞台(芝居)」「TVドラマ」「TVゲーム」「特撮」「俳優」「バラエティー」「お笑い芸人」「漫画」「小説」「怪談」など批評、評価、感想、意見、注文、いろいろ書きます。

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壁を叩く音

2008.10.01
新耳袋―現代百物語〈第2夜〉 (角川文庫)新耳袋―現代百物語〈第2夜〉 (角川文庫)
(2002/06)
木原 浩勝 中山 市朗

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 別にこの第2夜だけ読んで欲しくて取り上げたわけではない。どうせなら全話、第一夜~第十夜まで読んで欲しい。全話文庫本になり、安くなったので買っても良いですが、ブックオフで(第何夜あったら)買うか、図書館で一冊借りて読んだら2冊目、3冊目と借りたくなると思う。

 私の前のブログに書いた「新耳袋―現代百物語〈第1夜~第10夜〉」について。にでも取り上げています。

 この第二夜だけ取り上げたのは理由があります。第二夜 第四十話 壁を叩く音の怪談です。最初の一行「数年前、Tさんという雑誌の編集者が東京の大森に引越した。」とある。

 この私も5年前、東京の大森で一人暮らしをしていたからだ。この怪談を読んだ時「はて?どこのアパートなのかな?」と調べたくなったので、その頃(読売か朝日)新聞を購読していた時期があったので集金に来る新聞店員に、この本のこの怪談が掲載されているページを見せて聞いてみた。

 「この辺りに首吊り自殺があッたアパートってないかな?」(木造二階建てのアパート、一階の一番奥の部屋。向かいに電気屋がある場所を言って。)
 「ひえっ~このアパートで首吊り自殺があったんですよ~。確か中国人・・・。」(新聞店員恐がる。)

 簡単にこのアパートがわかるとは思わなかった。

 アパートの名前は(漢字3文字は間違っているかもしれないが)「山貴壮(さんきそう)」だったと思う。ついでにその場所の詳しい地図をメモ書きしてくれた。(今は、そのメモはなくしてありません。)

 この怪談の最後は、「今もそのアパートでは、夜の九時と夜中の二時に、壁がドン、ドンと鳴っているはずである。」と締めているが、このアパートは取り壊されて今はありません。(この本の初版の約十年前の怪談だからね。)

 ということは、この一話だけとっても、この新耳袋シリーズは、著者二人の(憶測、妄想、想像、小説)ではないことがわかった。噂や作り話、あるいは演出や大げさに書いてあるわけではなく、ちゃんとあった体験談を掲載しているということで、信用できる怪談だと思う。

 ちなみに第一話 家宝のはなしは、一枚の貝殻(カバーの中の表紙の写真)は何年か前に、テレビ東京系列「なんでも鑑定団」に出品されたのを覚えている。鑑定額は0円。不思議なものなので値がつけられないそうだ。

九十九怪談  第一夜九十九怪談 第一夜
(2008/08/09)
木原 浩勝

商品詳細を見る

 この怪談は「百」ではなく「九十九」。しかも第一夜ということは、第二夜、第三夜(たぶん第十夜まで続くと思う。)と年に一冊(または二冊)ずつ発行されていくと思うと楽しみである。

テーマ : 恐怖の体験話

ジャンル : 

コメント
No:42|
なるほどね。
面白そうだね、この本。
2008/10/04 23:28|by リトルウッド|リトルウッド URL|編集
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