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| ウルトラマン全シリーズのうち見たのに内容を忘れたか、(半分以上は)見ていないのだが、「ベスト3」を選ぶとすれば間違いなく(私は)この作品を「べスト1」に選ぶ。何回見ても面白すぎる!25分の中に面白さが凝縮している作品だと思う。
この作品が、あまりに秀でいるため他の三作品は霞んでしまい評価に値しない。この作品だけレビューします。
(伊吹隊長の娘ミチコが連れてきた)少年、風間テルオは最初、聾唖者である必要はないと思った。子供だから絶対に悪い事はしないと感じさせるところが、それだけでも上手い展開だと思う。ところが聾唖者をプラスする事によって障害者だから、よりいっそう弱い立場であること(の意味)が強調される。郷隊員だけが真実を知っているあたり、「テレパシー」の意味が生きてくるのだ。
囮怪獣プルーマ⇔ミナコを利用した(=囮にした)少年・風間テルオ(=宇宙怪人ゼラン星人)との「囮」の対比。
「私はあの子を何かの偏見で人をだましたり疑ったり、差別したりするような娘には育てたく ないんだ。」という伊吹隊長の台詞があるが、伊吹隊長の娘ではなく、実は、伊吹隊長自身が、そうした(=人を疑ったり、差別したりした事。)という二重の面白さ。
重箱の隅をつくと、郷隊員が病室でテルオを殺そうとした時と、テルオが深夜、病室でラジコン操作をしていた時、医師、看護師が、いきなり病室に入ってくるタイミングが不自然。テルオが病室から抜け出した後、伊吹隊長が病院内(例えば、ナースステーション、他の病室、屋上など、)を少しでも探し回るシーンがあれば「霊安室」という場所が際立ったと思う。
病院(内)で、なるべくなら行きたくない場所といえば「霊安室」だろう。その場所で伊吹隊長にテルオが「殺されるっ!」という場面が最大の見所(見せ場)であり最高に面白いところだ。伊吹隊長に殺され、抱きかかえたテルオがゼラン星人だったという姿を最期にもってくる見せ方も秀逸だと思う。
もし仮にテルオが病室を抜け出して、病院の屋上あるいは路上で、ウルトラマンを見ながら、ウルトラブレスレッドをラジコンで操っていたならば、この作品は良作の域を出なかっただろう。この作品の完成度をより高めているのは、テルオがウルトラマンをまったく見ないで、ウルトラブレスレットを、ラジコンで操っている事以上に、「霊安室」という場所で、ゼラン星人が「死ぬ」(この場合は殺される。)という事ではないだろうか。
この作品の脚本家、市川森一(敬称略)は「病院」と「霊安室」のワンセットが、最初からアイデアにあったのだろうか?
「娘が通っている教会で〜〜〜。」と言う、なにげない伊吹隊長の台詞から、最後に教会のシーンで終わることや、伊吹隊長(最後の台詞)「〜〜〜人間の子は人間の子さ。天使を夢見させてはいかんよ。」オシャレというか、こういう台詞が書けるのも、さすが市川森一だと思う。
「悪魔と天使の間に...」の間にいるのは、私たち「人間」なのだから、、、。
| | 2007/11/15 09:15|特撮|TB:1|CM:0|▲
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ラジコンコンテスト
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ネタ画像道 2007/11/15(木) 15:45
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