「映画」「舞台(芝居)」「TVドラマ」「TVゲーム」「特撮」「俳優」「バラエティー」「お笑い芸人」「漫画」「小説」「怪談」など批評、評価、感想、意見、注文、いろいろ書きます。

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舞台「オケピ」批評というより、酷評。

2007.11.30
 この作品は、三谷幸喜(以下、出演者敬称略。)の頭の中で、想像か妄想の中で脚本を書いたとしか思えない。ミュージカルの裏方である指揮者(コンダクター)と、個性的な12人の演奏者が本当にいるとは思えないからだ。(=リアリティーがないってこと。)

 13人の微妙な人間関係や愛憎劇(模様)があるのだが、次から次へと展開し、何がなんだか途中から、わからなくなった。いや実は、TVで見ていたので、この12人+指揮者(あとは13人とする。)に何の興味ももてなくなった、と言った方がいいだろう。うるさいどころか騒々しい。あまりにも13人がオーバーアクション(しっちゃか、めっちゃか)しすぎて、架空か虚構か、漫画の世界になってしまったからだ。

 三谷作品は、「きっと、どこかに、こんな人がいるだろう。」という、ぎりぎりの線が良いのに、(例えば「12人の優しい日本人」の登場人物たちだ。)ところが、この舞台の13人は、個性的どころか、奇人変人すぎやしないか。

 指揮者(コンダクター)の白井晃 の熱演が滑稽にみえるほどだ。

 ピアノ (小日向文世)が、ウサギを連れてくるとか、ありえない。他にもファゴット (岡田誠)が 仮死状態で眠ってしまって「死んでるよ~!」12人が大騒ぎ!とか。

 この舞台を最大の愚作にしているのは、歌詞のくだらなさだ!一部抜粋したいと思う。

 「♪~~指にタコが出来ている~~ここにもタコが出来ている~~♪」
 「♪~~鼻がかゆいのだ~~気になって気になって~~どこもかゆくない~~♪」

 なんなんだ、この歌詞は!?「♪~~お母さん、おしっこもらしちゃったのよ、どうしようっ~~♪」と同じレベルではないか。苦笑失笑である。

 ミュージカルは、歌詞に(物語の中で)重要な意味を持ち、さらに歌声で観客は、喜んだり泣いたりして感動するのに、この歌詞(作詞)は、あまりにも馬鹿すぎるっ!全編、歌(声)だけのミュージカルもあるのだから、三谷は歌詞を軽んじているとしか思えない。

 さらに、愚作に拍車がかかるとすれば、ヴィオラ (小林隆) 、ピアノ (小日向文世)、ドラム (温水洋一) 、サックス (相島一之) 4人の歌声、声量のなさだ。特にひどいのは小日向文世の歌(声)だ。こんなのは歌じゃない。そもそも人に(お金を払って)聞かせられるレベルになっていない。ミュージカルに出演するなら、最低一年間プロの歌のレッスンを受けるべきだろう。さらに役者全員、取ってつけたような踊りで子供じみている。

 ファゴット (岡田誠)や、オーボエ (布施明)の歌(声)の上手さに、歴然と差があり、余計に、下手な人達の歌(声)が目立ってしまった。

 白水社 第45回岸田國士戯曲賞選評(2001年) 
 ↑このサイトをクリックして見れば、この作品の選評を読むことが出来るが、もしかしたら私が「ピント」がずれているのだろうか?私が上に書いた事を選評者たちが、ほんとんど触れていないと思う。

 なぜこの作品が第45回岸田國士戯曲賞なのか?選評を読んでも戯曲賞獲得の理由が、さっぱりわからない。 だいたい作品そのものが、軽薄すぎるっ!

 私は元々、映画でも、舞台でも、ミュージカルが嫌いだ。現実に歌って踊って生活するなんて、ありえないからだ。(高校生の時、授業で見た、)映画「サウンド・オブ・ミュージック」でさえ台詞で言えばいいものを、なんで突然、歌で踊りなんだ?はぁ?と今でもそう思う。役者自身が、歌(声)に自己陶酔しているのも鼻につく。(場合がある。)この作品を見て、さらにミュージカルが大嫌いになってしまった。

 この作品、役者の休憩が入る前編まで何とか見たが後編は早送りした。もし劇場で一人で見ていたならば、この時点で帰ってしまっただろう。

 この作品にキャッチコピーがある。一部を変えて皮肉をこめて書きたいと思う。

 「ミュージカルを愛せないすべての人と そうなったすべての人へ。」 

テーマ : 演劇

ジャンル : サブカル

コメント
No:40|
ミュージカルはどうも肌に合わない。特に三谷さんのミュージカル作品は二度と見ないでしょう。

ものの考え方、感じ方、捉え方は人それぞれです。
それでいいんじゃないですか。

2008/08/27 00:36|by クラさん|クラさん URL|編集
No:39|
ならば、ご自身が二度とご覧にならなければよいこと。

とっかかりのない潜在観劇者には、格好のミュージカル作品だったと思います、格式もなければ、先入観も全く必要のない、秀作です。

優れた作品はたくさんありますが、大衆受けのする、ハードルの低い作品も、絶対必要ですよ。
三谷さんは、とても良い舞台を作ってくださいました。
再演の予定が不明ですので、とても残念に思います。
2008/08/26 22:42|by 百戦錬磨|百戦錬磨 URL|編集
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