「映画」「舞台(芝居)」「TVドラマ」「TVゲーム」「特撮」「俳優」「バラエティー」「お笑い芸人」「漫画」「小説」「怪談」など批評、評価、感想、意見、注文、いろいろ書きます。

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「マー先のバカ」について。

2008.03.16
  「マー先のバカ」というのは85年に11歳で高層団地から投身自殺をした少年、杉本治君の日記、詩、作文、絵、遺書がまとめられた本。(今は絶版だがアマゾンコムでは中古本として買えます。)

 11歳で自殺!?ということで、約20年前にワイドショーの番組でも大きく取り上げた。マー先というのは先生の名前。マンション(手すり?消火栓の赤い箱?)に走り書きに黒マジックで「マー先のバカ」と書いて身を投げた。

 なぜか、この少年の書いた本が気になって当時、図書館で借りた。この本の中で、今でも頭にこびり付いて離れない詩がある。印象に残ったので取り上げた。(ネットで探したら見つかった。)

「テスト戦争」

紙がくばられた
みんなシーンとなった
テスト戦争の始まりだ

ミサイルのかわりにえん筆を打ち
機関じゅうのかわりに消しゴムを持つ

そして目の前のテストを敵として戦う
自分の苦労と努力を、その中にきざみこむのだ

テストが終わると戦争も終わる
テストに勝てばよろこび

負ければきずのかわりに不安になる
テスト戦争は人生を変える苦しい戦争

 これが小学5年生の書いた詩だろうか。学校に、先生に、今の教育に対しての痛烈な皮肉だ。いやパンチを浴びせたと言っていいだろう。

 ミサイル⇔鉛筆 機関銃⇔消しゴム 驚くべき感性、驚くべき才能だと思う。
他にも短文ながら、こんな見方をしている。目の付け所が鋭い。特に「時計」と「影」

 「おまえらいったいなにもんだ!!」 (「仲間」) 
 「ちり」 (「人間」) 
 「つらい、ずつう、はき気」 (「げんじつ」)
 「耳がふさげない。音が消えない。/さけびたい」 (「ざつ音」)
 「さっき言ったことばは/もうもどってこない」 (「時計」)
 「僕が死んでも君は、ただじっと動かない」 (「影」)

 勉強してどうなるのか、やくにたつ、それだけのことだ、勉強しないのはげんざいについていけない、いい中学、いい高校、いい大学、そしていい会社これをとおっていってどうなるのか、ロボット化をしている。こんなのをとおっていい人生というものをつかめるのか。

 大人という者、大人の社会を冷めた目で見ている。屈折しているとも歪んでいるとも違う。単純ではあるが純粋でもある。失望しているのではなく絶望しているのだ。しかも10歳にして。

 マー先という先生は、この子供の才能に気がつかなかったのだろうか?先生に誉めてもらえれば自殺せずに済んだかも知れないのに。

 誉めて人は伸びるという。劣等感を抱くなら、多少自惚れても優越感を感じたほうが、まだいい。(ましだ。)親が、先生が、大人が、子供が小さい時に、この子は○○の才能があると見つけて(見付け出して)欲しい。

テーマ : モノの見方、考え方。

ジャンル : 心と身体

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