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| 三谷幸喜 (当時)40歳・究極のコメディ (Bad News ☆ Good Timingの舞台裏ドキュメント)と、コンフィダント・絆ができるまでのメイキングを参考にしています。(俳優名敬称略)
相島一之、曰く「〜〜〜彼はコメディーにずっとこだわり続けて〜〜〜コメディーだけを追究している人が少ないから、ずっと〜〜〜。」
三谷作品は「笑い」の質が高い。「ギャハハ」という笑いではなくて「クスクス」という笑いだ。「あ〜あ、わかるわかるその気持ち、そうそう、そうだよね〜。」と共感、共有できる「笑い」といったらいい。
生瀬勝久、曰く「誰だって知っている言葉で戯曲を書かれる。誰もが思いつかない事ではないと思うんですよ、〜〜〜誰も書けないものを書いちゃう、、、。〜〜〜三谷作品を、うんぬんと批評される方もいると思うんですけど、だったら書いてみろって。」
確かに「書けません。」と答えるしかない。三谷作品を観ていて難しい台詞(言葉)は出てこない。だから舞台の内容がわかりやすい。万人(大衆)に受けるのはそういう事だと思う。
積木のように積上げて書いているのか、それともパズルのように穴を埋めて書いているのか、人によってそれぞれ違うだろうが、三谷はどうなのだろう?(本人に直接聞くしかないけれど。)
三谷作・監督 映画「THE 有頂天ホテル」は、私はあまり評価していない。ドタバタが多すぎて、笑えるどころか馬鹿馬鹿しいから。かといって、あれだけの人数の俳優が出演していて、まったく脚本に破綻がおきない。
さらに、ちょっとしか出番がない(=端役)俳優でさえ、一人一人の登場人物がたっていてどの俳優も印象に残る。それはなかなか書けるものではない。
また一人芝居(「なにわバタフライ」)や二人芝居(「バイ・マイセルフ」と「笑いの大学」)なら、今度は一人のため、二人の俳優のために膨大な台詞を考えなければならない。性格や人柄が滲み出て来るような台詞(回し)の上手さ。やはり凡人ではそうそう書けません。
一本出来たら次の作品、それが出来たら次の作品と並行して、又は連続して作品が出来てしまうのだから、やはり天才なのかもしれない。アイデアがあふれでてくるのだろうか?
しかし、三谷の嫌(味)だな〜と思うところがある。鼻に付くといったらいいだろうか。
「12人の優しい日本人」(パルコ劇場のホームページサイト)で、メディアプレイヤーで宣伝していた当時、一人3枚までしかチケットが取れない事を知りながら、「(俳優が)12人いるので12回観に来て下さい。」と故意に言ったり。
映画「THE 有頂天ホテル」で、映画館入場者500万人突破記念式典のとき、観客が満員の映画館会場で、(自分に注目されるように)あらあらと、故意にクス玉を転がしたり。
「自分の作品を観て下さい。」と同時に「自分自身を見て下さい。」というところが、とてもいやらしい。
バラエティー番組やCMに出演したり、端役でTVドラマ、舞台や映画に出たりと、そもそも出たがり、目立ちたがり屋の脚本家ってはじめてではないか。脚本家は、影で目立たなく、また縁の下の力持ちの要素が強いと思うけれど。目立ちたいのは元々、学生時代に自ら役者もつとめていたからかもしれない。
「コンフィダント・絆」最初の5分間だけ見た。4人が集まるアトリエから物語がはじまると思っていたが、そうではなかった。真っ暗な劇空間から、ピアノの演奏をバックに年をとった堀内敬子(ルイーズ役)の歌声から幕が開く。
「♪遠い昔の物語、忘れられないあの時〜〜〜♪」すでに名作の予感がする。
第一幕と第二幕合わせて2時間半に及ぶ大作なので、この作品のレビューはもう少し後になりそうです。(考えて書くので時間がかかるから。)
| | 2008/03/28 13:14|作・演出家|TB:0|CM:0|▲
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